工業高校 入学から続く男ばかりの生活。恋愛経験無し、恥ずかしい童貞だ。そして、時間的「限界」を感じ、色々対策をした。そこで、体験した苦労、思いを書いた苦労記です。


by joao_tcm
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負の遺産「工業高校卒」

工業高校卒という僕の学校歴、恥ずかしい・・・
会社、工業高校卒以外の友達付き合いなど、ぜったいに自分が「工業高校卒」である事を、言わないように気をつけている。
工業高校卒というのは、僕を駄目にした、負の遺産だから・・・・

それは、僕の勤める会社でも同じだ!
とある昔、モノを作れ、作れの時代、僕の勤める会社は、工業高校卒や普通の高卒に技術を習得させたりして、多くの職人的人物を育成してきた。
その時代は、その人たちは、高い職人芸を持ち、役に立ったし重宝された。

しかし・・・・

産業構造が変化し、そういう人たちは、必要では無くなった。
定型作業的な仕事は、社員を雇えるほどの収入が得られなくなった時代、機械がやったりするようになった。

そうなると、工業高校卒の職人的技能職が余るのだ。
新しい技術を覚えようとしても、四十代、五十台になると、頭がついていかない・・・

でも、わからない事があっても、自分は技能持ちという昔から、続く、職人的プライドが邪魔して、人に聞くことはできない・・・
特に、若い世代の社員や大卒の社員に対してはなお更・・・
長年続けて、癖になっている七三分けした、分け目から、脂汗が浮き出ている・・・

「ワシは、工業高校出て、いろいろな技能を体で覚えたんだ」例えばこんな風に。
「今の(大卒)若造なんか、口だけでわかっていないだろう。」とか、酒を飲み、ドモリながら、体を不規則に揺らしている姿が想像される。

収入を上げるため、新規ビジネス参入、「誰がやるんだ」
健康食品の販売、介護ビジネス、プリペイドカードの販売・・・
かつての崩壊寸前の国鉄のようだ。
長年、外部の人と接することなく、黙々と職人的な仕事をやってきた人たちが、無理やり、街頭で、商品のチラシ配り・・・手が震えている。ドモッテイル・・・
商品の勧誘の為、戸別訪問。
パソコン関係の商品だったが、お客さんの方が、知識が高い・・・
話についていけない・・・
という、昔の工業高校卒の人たちの現状だ。


じゃあ、近代の工業高校卒の僕は、何をしているのか・・・
自分の大変、毎日、プレゼンテーションの資料作り、工業高校では教えてくれなかった。
来客の世話、会社で、初めて、名刺交換のやり方を覚えた。
大卒の営業の人に、スーツの着方の最低限のマナーを学んだ。
大卒の営業の人に、馬鹿にされながら、接待のお店、おしゃれなお店などを教えてもらった。

そして、僕は、昔の工業高校卒の人のパソコンのサポートマンくらいかな。
得意になってやっている仕事は。

会社も高い技術が欲しくて、新しい技術をどんどん覚えてくれる若い社員が欲しいらしいが、古い工業高校卒の職人さんが大量に残っているため、採用抑制中。
営業の採用はあるが(もちろん大卒以上)、技能職、技術職の採用は、極端に少ない。

僕は、工業高校を出て、何か役に立っているか。
もう、工業高校で学んだ技能は、古くて役に立たない・・・
会社は、技能よりも、何でも、総合的に仕事をできる人を求めている。
だから、定型作業で満足している工業高校卒、一部の大卒は、評価がものすごく悪い。

技能なんか無くても、お客さまの前で、おしゃれな格好をして、どうどうと話せる人は、給料が高い・・・

資格を持っているから、給料が高くなる。
技能を持っているから給料が高くなる。
実際に、会社の役に立たなければ、負の遺産になるだけだ。

僕にとって、恥ずかしい学校歴、それが「工業高校卒」
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by joao_tcm | 2006-04-29 02:05 | 今日の出来事