工業高校 入学から続く男ばかりの生活。恋愛経験無し、恥ずかしい童貞だ。そして、時間的「限界」を感じ、色々対策をした。そこで、体験した苦労、思いを書いた苦労記です。


by joao_tcm
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「工業高校卒が語る」裏方の仕事は報われないPART2

エレベータが勝手に動き出して、エレベーターの籠の床とフロアーの天井に挟まれ死亡。
以前、グロサイトでどこかの途上国で、エレベータに挟まれ死んでいる人の画像を見たことがあるが、まさか、先進国の日本で起きるとは、思わなかった。
しかも、飲み屋街などにある、築云十年経つ、古い雑居ビルならともかく、築も浅い、マンションでのできごとだ。

しかし、今回事故のおきたエレベータでは、事故の前兆はあった。
過去にも、色々なトラブルがあり、そのたびにメンテナンス会社が、修理をしていたらしい。

恐らく、職人的勘から、このエレベータは「やばい」という感じはあっただろう。
少なくとも、何度もトラブルを起こしているエレベータなのだから、マークすべきエレベータだろう。

しかし、そういった事は、生かされずに、今回の事故に繋がった。

そこで、感じるのは、裏方の仕事は報われない、マニュアル、指示されたこと以外の仕事をしても、お客に対して見えないから、成果として認められないということである。
決められたメンテナンス費用、決められた時間の中で、どうやって、労力を使わずエレベータの面倒を見ていくのか?企業で利益を求めなくてはいけないので、経営者からすれば当然考える事であろう。
そして、そのしわ寄せは、仕事をやっている成果が、他人に見えない、現場の職人に来るのだ。
このエレベータが、点検中であっても、点検作業を目撃している人は何人いるだろうか?
危険なエレベータの籠の上で、黙々と点検作業をしても、一般人には見えない、今は、経営者も見えていないだろう。

つまり、裏方の仕事は報われないのだ。

僕は、工業高校卒、いわいるバックヤードの仕事が多い。
そこで、お客様のために、丁寧な仕事をしても、それがお客様に気付いてもらえない状態なら、残念ながら、評価されない。
しかも、普通は、お客様から見えないので、経営者は、見えない部分の品質を落としても、コスト削減に励むだろう。

でも、いざ、不良品やトラブルが発生すれば、現場の職人は、責任を負われ、苦しむだけ。

やってあたりまえ。
失敗すれば、ペナルティー
それが、裏方の仕事なのだ。

景色の良い高層ビルで、華やかなビジネススーツを着て、はきはき話しながら、プレゼンテーションを行っている人の方が、よっぽど評価されるのだ。

ビジネス関係の書籍をみればわかるだろう。
「しごとのできる人間の話し方」
「外見力」
「できる人の行動」
こんな技術、技能に関係ないキーワードがならぶ。

今は、直接、技術や技能をもち発揮することが、仕事を成功させる早道ではなく、コミュニケーション力、人にいかに好印象をあたえ、見てくれだけ、よくすればビジネスは成功する、給料が上がるという事だ。

つまり、表現も下手、表現する機会も無い、裏方の仕事は、いつまでも、報われないのだ。
Excite エキサイト : 社会ニュース
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裏方の仕事は報われない・・・(山手線の線路隆起事故のとき書いたもの)
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by joao_tcm | 2006-06-04 20:22 | 今日の出来事