工業高校 入学から続く男ばかりの生活。恋愛経験無し、恥ずかしい童貞だ。そして、時間的「限界」を感じ、色々対策をした。そこで、体験した苦労、思いを書いた苦労記です。


by joao_tcm
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「神様」には逆らえない・・・底辺の競争社会

Excite エキサイト : 社会ニュース

また、痛ましい交通事故が発生してしまった。
そして、また、長距離トラックが絡んだ事故だ。

なぜ、このような事故が起きるのか?
道路が悪い、雨だった、カーブだった。というような環境要因は、治し易いから、このような「せい」にしたくない、根っこにあるモノは、底辺の競争社会だ。

業界は違うが、僕の勤めている会社の例を挙げよう。
僕は、工業高校卒で、技能職・・・
会社は、親会社からの下請け業務(工事・システムの設計)が、主だ。
まあ、工場みたいな感じ・・・

そこに、スーツを来た、親会社の営業担当の人がやってくる。
スーツにネクタイ、オーダーメイドのワイシャツに、ブランド物の腕時計。
鋭い目つきに、はっきりした顔。
まさに、コミュニケーション能力旺盛である。

そして、その人たちの欲求は・・・
営業「工事なんて、簡単でしょう。こんなの早くやってくださいよ」
技能者「え・・・で、で、で、えーっ、できないなあ」
営業「じゃあ、これで、お願いしますね。あのこういう事は言いたくないですけど、やっていただけないなら、他の会社に頼んでもいいんですよ、誰でもできる仕事なんだから」
技能者「・・・・はい・・・わ、わ、わか、わかりました」
という具合で、無理な欲求が押し付けられる。

下請けの立場、裏方の立場では、このように、仕事をくれる「神様」に対して、何も口答えができないのだ。
単純に、「できない」、感情論で言っても、彼らは、聞かない。
(あ~、適当に言って、慰めさせれば良いや~マニュアルどおりに・・・)

営業の彼らを納得させる、話し方、コミュニケーション能力、経済知識などの一般教養、ユーモアなどが必要なのだ。

しかし、底辺で働く人たち、僕も含めて、それらの能力は、学べなかったし、今も学ぶ機会が無い・・・
そして、下請けが嫌でも、会社単位で言えば、そこの技能職社員が、自ら、プレゼンをして、自己PRをして、新たなビジネスチャンスを持ってくることもできない。
仕事をくれる「神様」に従い、無理をしてまでも、「神様」の機嫌を損ねぬように、黙々と、日々仕事していくしかないのだ。

その分かれ道は、生涯使われる立場として生きていくのか、人を使う立場になるのか、どちらの道に進むのか、大学へ行くか、工業高校卒どまりかで、大きく変わってしまう。
普通科高校卒で就職した場合も同様だが、彼らの多くは、正常な環境下でのコミュニケーション能力が備わっている。
そして、男女比などの偏りも無いので、世間一般の情報が、普通に入ってくる。
だから、世間知らずで、無理な仕事、割りに合わない仕事が来たとき、自身を守る力が実についているのだ。

高速道路の事故。
高速道路は、自由に走行が可能だ。
貨物も、最近流行の高速バスも、参入自由だ。
一方で、業者の乱立と荷主、ツアー会社などの無理な欲求により、コミュニケーション能力、一般教養に低い人たちは、何も抵抗できずに、黙々と「神様」のいう事に従うしかないのだ。

深夜の長距離輸送、高速バスの発展により、安全システムがあり条件的に無理な競争ができなかった鉄道輸送は衰退していった。
「夜行列車の廃止」「貨物列車の廃止、トラック輸送への切替」そりゃ、無理して頑張ってくれる人に頼んだほうが、安上がりだからね。

高齢化による鉄道を初めとする公共交通機関の充実。
環境問題に配慮した、鉄道の有効活用。
このような悲惨な事故を無くすため、強制的な安全システムのある鉄道へのシフトが必要だろう。
しかし、鉄道は、頭の良い人が作ったすばらしい輸送システムである。
定時性、安全性に優れているのは、もちろんの事だが、ビジネスとしても、儲かるように、人を使わないシステムができている。
そうなると、鉄道輸送が優位になった時、トラック輸送に従事する人の仕事が一気に奪われる可能性が高い。

全体で言うと、環境問題を行ってしまうと、モノを作るだけ、流れ作業しかできない人のホトンドが、仕事を失うだけだろう。
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by joao_tcm | 2006-09-14 14:34 | 今日の出来事